リニューアル前に何度か使っていた温泉が変わった、と聞いて、すぐには行けませんでした。変わり方が分からないと、なんとなく足が重くなるものです。良い意味で変わったのか、好きだった部分が残っているのかが気になっていました。
地域情報メディア『ニイザノオト』でエリアを担当しているコバです。新座市内を動くとき、わたしはまず「平日の夜に無理なく行けるか」から考えます。今回は実際に平日夜に訪問して、以前との違いを中心に確認してきました。
館内の変化、黒湯の体感、サウナとととのいスペースの使い勝手、休憩スペースの雰囲気、駐車場の利用感、この順番で整理しています。
リニューアル後に館内で変わったと感じた点

2026年1月末に一度閉館し、5月27日にOYUGIWAにいざ温泉として再オープンしました。以前の「ゆとりの郷 にいざ温泉」から名前と運営が変わり、イオングループのイオンファンタジーが運営を引き継いでいます。
入った瞬間に感じたのは、館内が明るくなったことです。以前の落ち着いた薄暗さとは印象がかなり違いました。受付カウンターの位置は変わいませんでした。靴入れのロッカーキーがリストバンドにもなっていて、会計は最後に機械で行うシステムに変わっていました。
- 館内の明るさ
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以前より全体的に明るくなり、清潔感のある印象。リニューアル前の「レトロな落ち着き」を好んでいた方には、雰囲気が変わったと感じるかもしれない。
- 漫画コーナー
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約1万冊の漫画・雑誌が入館料のみで読み放題。以前よりボリュームが大きく、棚の配置もゆったりしている。
- 女性専用スペース
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「くつろぎルーム」と「おやすみルーム」の2種類が新設。漫画を持ち込んでごろごろできる。
- キッズコーナー
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ボールプール、乗り物、クレーンゲームなどのアミューズメント設備が加わった。以前は子ども向けの設備は限定的だった。

平日夜の混雑状況と過ごしやすさ
訪問したのは平日の20時過ぎです。駐車場に着いたとき、半分ほど埋まっていましたが、入口で待つような状況ではありませんでした。
脱衣所はゆとりがあり、浴槽も落ち着いて入れました。リニューアル直後の週末は混み合うことが多いようですが、平日夜は比較的動きやすいと感じました。ただし、オープンからまだ日が浅く、平日でも混み方が安定していない時期です。訪問前に混雑情報を確認できる場合は見ておくと安心です。

仕事帰りのひとり利用なら、20時前後に着くのが無理のないペースです。お風呂とサウナをひと通り使って、漫画スペースで少し休んで、という流れなら2時間あれば十分でした。
黒湯の泉質で感じた以前との違い
新座の黒湯は、ナトリウム-炭酸水素塩泉でpH8.0の弱アルカリ性です。以前の「ゆとりの郷」から引き継がれた源泉で、少し透明感のある赤みがかった黒湯です。
実際に入ってみると、とろみのある肌当たりは変わっていませんでした。湯上がりに肌がすべすべする感じも以前の通りです。「美肌の湯」と言われる理由は、泉質を見れば分かる気がします。
以前との違いをひとつ挙げるとすれば、浴槽そのものが新しくなったことで清潔感と視覚的な印象がかなり変わった点です。泉質自体は継続されていますが、空間として新しくなったことで、同じお湯でも体感が少し違って感じました。
サウナとととのいスペースの利用感
サウナはリニューアルで新品に入れ替わっています。静岡県産茶葉を使ったオートロウリュが設置されており、お茶の香りが室内に広がります。温度は公式では90度前後と案内されていますが、ロウリュのタイミングで体感温度はかなり変わります。

ロウリュ直後は別の場所にいるみたいに熱くなりました
ととのいスペースは、脱衣所の奥に内気浴専用の静かなスペースが新設されています。薄暗くて音が抑えられており、サウナ後に落ち着ける場所としてよく機能しています。以前は屋外のととのいスペースが中心でしたが、選択肢が増えた点は利用しやすくなりました。
- サウナ室は新品で清潔感あり、オートロウリュはタイミングが読みやすい
- 内気浴専用スペースは薄暗く静か、サウナ後に長居できる
- 混雑時はととのいスペースの席が埋まることもあるため、時間帯を見て動くとよい
- サウナ後に漫画コーナーへ移動する人も多く、休憩の動線が自然につながっている
休憩スペースの居心地はどう変わったか


リニューアル前の休憩スペースは、古い銭湯らしい椅子とテレビが並ぶ雰囲気でした。今回訪問して感じたのは、座り心地のよいソファや低めのテーブルが増え、長居しやすい配置になっている点です。
漫画棚が近くにあり、本を持ってきてそのまま座れます。テレビを見ながら横になる、という以前のスタイルより、それぞれのペースで過ごせる空間になっています。静かに疲労回復したい一人利用には向いていると感じました。
ただ、週末の昼間は家族連れが多く、子どものにぎやかな声が聞こえる場面もありました。静かに過ごしたい場合は、女性専用スペース(女性限定)または平日の夜が動きやすいです。
岩盤浴がない点も含めた設備の特徴
岩盤浴は今回のリニューアルで設置されていないようです(公式サイトや各所の情報から岩盤浴の記載が見当たらないため、訪問前に公式で確認しておくと安心です)。
高濃度炭酸泉については、以前の施設にあった設備の扱いが変わっている可能性があります。炭酸泉を目的に行く場合は、設備構成を公式サイトで確認してから出かけるほうが無難です。
| 設備 | 状況 |
|---|---|
| 黒湯天然温泉 | 継続。泉質・とろみ感ともに健在 |
| サウナ(オートロウリュ) | 新品入れ替え済み。茶葉の香りが特徴 |
| 内気浴専用スペース | 新設。脱衣所奥の静かなスペース |
| 漫画・雑誌 | 約1万冊、入館料のみで利用可 |
| 岩盤浴 | 設置情報なし(要公式確認) |
| 高濃度炭酸泉 | 設置情報なし(要公式確認) |
駐車場利用時に気付いたポイント
駐車場は約200台分。新座市民総合体育館のすぐ隣という立地なので、初めてでも大きく迷う場所ではありませんでした。施設の建物に向かって進めば、入口が見えてきます。
平日夜の訪問時、駐車場は半分ほど埋まっていました。出入り口の幅は余裕があり、切り返しが必要な場面はありませんでした。週末の昼間は体育館利用者と重なることがあるため、混み方が変わる可能性があります。
ひばりヶ丘方面から車で向かう場合、所要時間は道の混み方で変わります。夕方の17時台は都内からの帰宅ルートと交差するため、19時以降に出るほうが読みやすいです。駐車場代については公式サイトで確認しておくことをおすすめします。
どのような人に向いている温泉施設か


リニューアルで一番恩恵を感じやすいのは、黒湯とサウナを目的にする一人利用の方です。泉質は変わらず、サウナは新品、ととのいスペースは静かになりました。仕事帰りに平日夜でひとまわりして帰る、という使い方に向いています。
家族利用は、子どもが遊べる設備が増えた分、以前より選びやすくなりました。ただし週末の昼間は混雑が想定されるため、静かにゆっくりしたい場合は平日か夜間が動きやすいです。一人利用と家族利用でどちらが向くかを問われれば、どちらも使えますが、目的と時間帯によって印象がかなり変わります。


今週末に行ってみようか迷っている方は、まず公式サイト(fantasy.co.jp/oyugiwa/niizaonsen/)のお知らせ欄を確認してから動くと安心です。営業時間、休館日、設備情報の最新版がそこに出ています。初回は平日夜か混む前の平日午前中で試してみると、施設の雰囲気をゆっくりつかめると思います。













