防災グッズを買っても、しまい込んだまま存在を忘れてしまうことはありませんか。点検や入れ替えの時期を逃してしまうのは、よくある悩みです。
『ニイザノオト』エリア担当ライターのコバです。フェーズフリーは、普段使う物をそのまま備えにもつなげる考え方として広まっています。
この記事では新座市の暮らしに合わせて、日常使いと防災を両立させる見方を、災害リスクから実際に立ち寄れる店舗まで順番に整理します。
フェーズフリーで防災を考える
フェーズフリーとは、日常時と非常時を分けずに、普段使う物をそのまま災害時にも役立てる考え方です。
特別な防災専用品を買い足すのではなく、いま家にある物や、これから買う日用品を見直すところから始められます。
防災専用品とはどこが違うのか
防災専用品は、災害時にしか使わない前提でつくられている物が多く、収納の中で存在を忘れやすい面があります。
フェーズフリーの物は普段から手に取るぶん、電池切れや汚れにも気づきやすく、点検の手間が減ります。ただし専用品がすべて不要というわけではありません。
両方を組み合わせて考えるほうが、自分には無理がないと感じています。
新座市で想定しておきたい災害
新座市は柳瀬川や黒目川の流域に浸水が想定されている地域があり、洪水・土砂災害ハザードマップで自宅周辺の想定を確認できます。
地震の場合は、市内で震度6弱以上を観測すると市内41か所すべての避難場所が開設される仕組みです。震度5強以下は状況に応じた開設となります。
まずは自宅がどの想定区域にあるかを、市の公式ハザードマップで確認しておくと安心です。
停電のときに役立つ日用品とは
停電が起きると、夜間の明かりと家族の連絡手段の確保が最初の課題になります。
モバイルバッテリーやLEDランタンは、普段の外出や食卓でも使いながら、停電時にはそのまま照明や充電に回せる物です。
わたしは夕方にひばりヶ丘駅まわりを通ることが多く、街灯が消えた道を想像すると、玄関に置くランタンの位置は先に決めておきたいと感じています。

玄関のランタン、置き場所だけ先に決めておくと楽です
断水に備えておきたい暮らしの水
新座市では、災害による停電で断水が起きる可能性があるとして、各家庭での水の備蓄を呼びかけています。
生命維持に必要な水は一人あたり一日3リットルが目安とされ、最低3日分、できれば1週間分の備蓄が推奨されています。
水筒やマイボトルは、給水所で受け取った水を持ち運ぶ道具としても使えるため、普段使いの延長で備えられます。
食品はローリングストックで備える
見落としやすいのが、備蓄食品を特別扱いしすぎて、結局賞味期限切れにしてしまう失敗です。
ローリングストックは、普段の食事で食べ慣れた缶詰やレトルト食品を少し多めに買い、食べた分を買い足す方法です。
特別な非常食を用意するより、いつもの食卓に近い物のほうが、家族も抵抗なく消費しやすいのではと感じています。
- ローリングストック
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普段食べる食品を少し多めに買い、消費した分を買い足していく備蓄方法です。
実際に足を運べる新座の店舗3選
見出しだけで選ぶより、実際に手に取れる店を知っておくほうが動きやすいので、市内と近隣の3店舗を紹介します。
カインズ新座店・資材館PROは、新座駅から徒歩12分ほどの大和田にあり、市と災害時協定を結んでいる店舗です。
モバイルバッテリーやLEDランタン、非常用トイレ、家具の転倒防止ポールまで幅広く並び、価格はランタン千円前後から、非常用トイレ30回分は三千円前後が目安です。駐車場は約100台あります。
車で立ち寄りやすい点は、車がなくても行きやすいかを先に見るわたしにも安心できる材料です。
- 無印良品ひばりが丘パルコ店は駅前で完結
- ニトリ新座店は駐車場が広く車で行きやすい
- カインズ新座店は市と災害時協定を締結
無印良品ひばりが丘パルコ店は、西武池袋線ひばりヶ丘駅から徒歩3分ほどで、駅前で完結する立地です。
普段使いの照明や持ち出し用のバッグをそのまま備えにつなげる提案が並び、備えるセットはおよそ五千円台、持ち出しセットは四千円前後が目安です。
平日の帰り道に寄れる距離感は、寄り道しにくい場所は後回しになりがちなわたしにとって、続けやすいと感じる理由です。
ニトリ新座店は新座駅から徒歩10分ほどの野火止にあり、国道254号線沿いで駐車場も広く確保されています。
家具の転倒防止グッズや収納用品が充実していて、耐震マットは六百円前後から、収納ケースは数千円台で選べます。
口コミが良くても混む時間が読めないと決めにくいので、土日祝より平日午前を選ぶようにしています。
| 店舗名 | 特徴 | 料金目安 | アクセス |
|---|---|---|---|
| カインズ新座店・資材館PRO | 市と災害時協定を締結、電源用品から転倒防止用品まで幅広い | ランタン千円前後から | 新座駅から徒歩12分、駐車場約100台 |
| 無印良品ひばりが丘パルコ店 | 普段使いの照明やバッグをそのまま備えにつなげる提案 | 備えるセット五千円台前後 | ひばりヶ丘駅から徒歩3分 |
| ニトリ新座店 | 家具の転倒防止グッズや収納用品が充実 | 耐震マット六百円前後から | 新座駅から徒歩10分、国道254号線沿い |
公式サイトのカインズ新座店、無印良品ひばりが丘パルコ店、ニトリ新座店のページで、営業時間や在庫状況を出発前に確認しておくと安心です。
置き場所に迷わないための工夫
置き場所に迷って、結局どこに何をしまったか分からなくなるのはよくある失敗です。
玄関、寝室、キッチンなど、実際に使う場面が近い場所に分散して置くほうが、日常でも非常時でも取り出しやすくなります。
備蓄品と持ち出し品を分けて考える
自宅での備蓄と、避難時に持ち出す物は、役割が違うため分けて考えておくほうが迷いにくいです。
持ち出し品は両手が空くリュックにまとめ、備蓄は自宅にとどまる前提で量を確保する形が基本になります。
自分ならまず持ち出し品のリュックを軽くしすぎず、必要な分だけ厳選するところから見直すようにしています。
新座市の公式情報で確認する範囲
新座市のハザードマップや避難場所、給水拠点の情報は、市の防災サイトで随時更新されています。
掲載されている内容は更新される場合があるため、行動を決める前に必ず公式ページで最新の情報を確認しておきたいところです。
市の洪水・土砂災害ハザードマップと地震ハザードマップで、自宅周辺の想定を確認します。
照明や充電器、水筒など、普段使いの物の中から停電や断水時にも使えそうな物を探します。
季節の変わり目など、家族の予定に合わせて点検日をあらかじめ決めておきます。
点検を忘れがちになる落とし穴
よく迷うのが、防災グッズを一度そろえたら安心してしまい、その後の点検を忘れてしまう流れです。
季節の変わり目や引っ越しのタイミングで中身を見直す家庭は多いですが、決めた時期がないとつい後回しになりがちです。
わたしも最初はそうでしたが、家族の予定表に点検日を書き込んでからは、忘れにくくなった気がしています。
備えが足りなくなる場面もある
フェーズフリーの物だけに頼ると、停電が長引いた場合の電源や断水が続いた場合の水量が不足するケースもあります。
小さな子どもや高齢の家族がいる場合は、普段使いの物だけでは対応しきれない場面も出てきます。
住まいの広さや家族の人数によって必要な量は変わるため、一律の正解を当てはめないことを意識しておきたいところです。
今日からできる小さな一歩とは
新座市で暮らしていると、大雨や停電のニュースを見るたびに、家の備えを思い出す方も多いと思います。
わたしも玄関のランタンと水のストックだけは、季節が変わるたびに必ず見直すようにしていて、それだけで気持ちが少し軽くなる気がしています。
今週末、紹介した店のどこか一つに立ち寄って、普段使いできるライトや飲み物を手に取ってみてくださいね。













